MX ERGO トラックボールは快適か!?
今回初めてトラックボールマウスを購入しました。
通常のマウスとは違い動かさないので、場所を取らない、マウス腱鞘炎の予防などにトラックボールを使う人は多いようです。
そして使用している人の多くは『もう通常のマウスには戻れない』と評価しています。
今回自分が購入したのがLogicoolの【MIX ERGO】
このMIX ERGOはLogicoolの代表的なトラックボールマウス【M570】の上位機種のような物で、5ボタンから8ボタンに、素材も良質な物になっている。
しかし、自分がMX ERGOを購入してすぐに実はM570の正当な後継機【M575】が発売されたのです!!
それでも自分的にはMX ERGOで大正解でした。
結果的に使いやすいし、便利な機能も多く、とにかく楽!!ホントに2020年のベストバイな1本となりました。
良い所
すぐ慣れる
これは確かに個人差もあるのかもしれませんが、親指で操作するタイプのトラックボールはすぐ使いこなせると思います。
自分も特に器用な方ではありませんが1日フルで使うと、もう2日目には普通に使えます。
今となっては細かい作業も普通のマウスのように使えます。トラックボールでFPSなどプレイする方もいるようです。
ボールを転がしてどれだけ動くようにするか設定、切り替えもできます。
ボタン数とジェスチャー機能
自分は以前8ボタンマウスを使っていたので、8ボタンは最低でも欲しいと思っていたのですが、MX ERGOは説明書きでは8ボタンとあるのですが、どう数えても7つしかボタンがないように見えます。
しかし実際は中央のホイールが左右に動き、これ含めて9ボタン。
しかし中央の8番のボタンは後に紹介する切り替えに使うしかできないので実際8ボタン。
この中央ボタンは押しやすい位置にあるのでエディット出来るようにしてくれれば良かったな、とちょっと残念ですが、そんな残念さを大きく埋める要素がジェスチャー機能です!
ジェスチャー機能は右クリックと左クリック以外のボタン+ボールを上下左右に動かす事で設定した好きなキーをクリックできます。
1つのボタンで4つのボタンを追加で割り当てる事が可能です。
文字で説明するとうまく言えませんが、、とりあえずボタンは8ボタンですがジェスチャーを駆使すると24パターン+8ボタンで1つのマウスで32の動きが可能です。
例えば自分の場合は、、2のボタンを押しながら左にボールをスライドするとタブの移動ができるように割り当てています。
割り当てはアプリのジェスチャーボタンカスタムで好きなようにできます。
とは言っても親指で押さえるこのボタンにジェスチャーを割り当てるのは使いづらいので、、
実際にはこの5つあたりを割り当てるのが便利です。
尚、M570の正当な後継機【M575】ではこのジェスチャー機能が使えますが、チルトホイールの左右がないので上の写真では1、2、4のボタンがジェスチャーに対応しています。3つで充分ならM575でも全然OKだと思います。
そしてアプリごとにボタンの設定を変える事もできますが、自分はジェスチャー機能だけでほぼほぼ事足りるのでアプリごとに設定もしていません。
トラックボールでもFPSなどのキーボードマウスゲームをプレイする方もいるようですからそんな時は便利だと思います。
Flow機能が一部の人には超便利!
Flow機能は2つのPCで行き来して同じマウスを使える機能です。
しかもOSもWINからMacにも移動可能で、コピー&ペーストもできちゃいます!異なるPC上でフォルダ移動も可能です。
自分は仕事用のノートPCと個人のPCをFlow機能で行き来して使っています。
移動の際は多少画面移動に引っかかりがありますがそこまで気になる程ではありません。
デスクトップPCの方でフォルダを作ってコピーして、ノートPCの方へ貼り付け。
使い方としてはLogicoolのワイヤレス製品を購入するとついてくるこのドングルをどちらのPCにも差し込みLogicool OptionsアプリをどちらのPCにもインストールし設定するだけ。
Logicool製品についてくるドングル。
足りない方はドングル単体でも販売しています。
アプリでモニターの位置を変更したり、コピペを有効など設定できます。
角度が絶妙
MX ERGOは角度を0度の従来のマウスを掴む手で持てる角度と、20度傾けた角度で使う事が可能です。
0度
20度
掴みやすさは好みかもしれませんが、自分は圧倒的に20度の角度が気に入りました。
この微妙な傾きで何が変わるかと言うと、手の側面を机に置きながらマウスを操作するのがかなり楽です!
ワイヤレスで快適、バッテリーも長持ち
今となってはワイヤレスでバッテリー長持ちなんて当たり前かもしれませんが、自分は今まで有線のマウスしか使った事がなかったので、マウスのワイヤレスの快適さには驚きました。
遅延なども自分は全く気にならない程です。
そしてバッテリーも長持ちで公式には1度の満充電で4ヶ月持つとありますが、自分は1日かなり長時間使うし、常にFlowモードで使うので1ヶ月程で充電してくださいと警告が出ます。
それでも月に1度寝る前に充電するだけでこの快適さなら大満足です。
トラックボールはホントに気に入って、今後新しいマウスにする時も自分は間違いなくトラックボールにするだろうとは思いますが、唯一1点だけ気になる所もあります。
気になる所
ボールを掃除しなければいけない
これはトラックボール独特の悩みだと思った所ですが、最初はボールの滑りも良く快適なのですが、だんだんと滑りが悪くなってきます。
そんな時はボールを外して、外した箇所にゴミが溜まっているので掃除します。
裏側の土台は磁石でくっついています。
土台を外して、ボールの裏に穴が空いているので細い物でボールを押し込む。
ボールが外れるとゴミが溜まっているので、掃除します。
これでボールの滑りは元に戻ります。
自分の場合は月に1、2回は掃除しています。この作業だけは少し面倒ではあります。
トラックボール上級者になると穴のサイズさえ合えば好きなボールと交換したりするそうです。
自分はこのボールしか知りませんが、十分使えるのでこれでOKですが。
アームレストマウスパッドでさらに快適に使う
ゲーミング座椅子を購入してから、この座椅子をもっと快適に使いたいという事でアームレストに取り付けるマウスパッドを購入しました。
このマウスパッドとトラックボールマウスの相性はとても良いです。
激的に快適です。
最後に
今は在宅で仕事をする人も増えたと思いますが、在宅の良いところは自分で快適に環境を作れるところにあると思います。
そして普段使いも快適になるので尚良しです。