PCエミュレーター Bluetoothコントローラーのススメ
エミュレーターの魅力はPC1台で多種多様なレトロゲームをプレイできる事です。
それに再現性もレトロゲームではほぼ完璧に動作し、高画質化や倍速モード、どこでもセーブと便利すぎて実機には戻れなくなります。
そんなエミュレーターですが、どうせプレイするならコントローラーにもこだわりたい!!
と言う事で自分が気に入っているコントローラーを快適なBluetooth対応の物を紹介したいと思います。
任天堂
ファミコンやスーパーファミコンなどコンシューマーゲームを世に広めた任天堂ですが、自分としては十字キーの発明がホントにすごいと思います。最近のゲームはスティック操作が主流になっていますが、それでもどのコントローラーにも十字キーは搭載されています。
そんなゲームの基礎的なコントローラーを作ったかと思えば、64やゲームキューブといった独創的なコントローラーも出しているところが面白いです。
スーパーファミコン
SN30 pro
形は懐かしのスーファミコントローラーにアナログスティックが付いたコントローラー、握った感覚はサイドの丸みがスーファミの雰囲気が出ています。
振動機能も搭載されていますが、とても軽くコンパクトです。
正直エミュレーターだけプレイするのならアナログスティックはいらないのですが、このR3、L3ボタンにステートセーブ、ロードを割り当てて使うと良い感じです。
あとボタンの面ではショルダーにR2、L2が搭載されているのでR1、L1が少しちいさくなっていて押し辛いので、自分はR2にR1、L2にL1を割り当てる事によって、R1、L1が押しやすくなります。余ったR1を倍速などに割り当てる事によって便利に使う事ができます。
あとはボタン下のHOMEボタンもエミュレーターによっては割り当てが可能です。十字キー下の星の方は連射が可能で、連射をしたいボタンとスタートを押しながら星ボタンを押す事でHOMEボタンが光り連射が可能です。
SN30 pro おすすめのエミュレーター
ファミコン、スーパーファミコンはもちろん、あとは任天堂の携帯ゲーム機やPCエンジンも6ボタン使うゲームも少ないので、SN30proの方が使いやすい気がします。
ハード | エミュレーター |
---|---|
ファミコン | Nestopia |
スーパーファミコン | bsnes |
PCエンジン | MagicEngine |
ゲームボーイ | mGBA |
ニンテンドー64
ニンテンドースイッチ 64コントローラー
この64コントローラーは公式の任天堂が発売しているだけあって、形は紛れもない64コントローラーそのものです。
振動パック部分だけ覆われていて何も刺さらないです。
この64コントローラー、本来はスイッチ用のコントローラーなのですが、Bluetooth接続可能ですのでPCにも接続できます。
ペアリング後はどのボタンに触れても接続してしまうので、誤ってボタンを押さないように保管しなければなりません。
使い心地は64コントローラーそのものですので間違いない1本ですが、入手する為にはNintendo Switch Onlineに加入する必要があります。それか中古で入手するしかないです。
おすすめのエミュレーター
この形のコントローラーが合うゲームはもはや64以外考えられません。
ハード | エミュレーター |
---|---|
ニンテンドー64 | mupen64plus |
Wii
純正のwiiリモコンはBluetooth搭載されており、PCに接続する事ができます。
それにエミュレーターであるDolphinも優秀で、wiiリモコン実機を使うという項目がありとくに設定なく使用できます。
SEGA
今ではゲームセンターやソフトで有名なセガも、かつては任天堂やSONYと対抗してハードを多く出していました。後期のメガドライブとサターンの6ボタンが印象的で、6ボタンはスト2などの弱、中、強を使う格ゲーには最適です。
メガドライブ
M30
メガドライブ2を意識した形のコントローラーで、ショルダーにLRが付いています。
握った感覚はマットな質感、少し厚みがあり意外としっかりしています。
格ゲーはサターンパッド派な人には試して欲しい1本です。
実際自分もエミュレーター以外でSTEAMでもスト5やKOFではこちらを使っています。
エミュレーター使用では一応スタート下のセレクトとHOMEボタンが割り当て可能ですので、Joy To Keyでファンクションキーに差し替えセーブとロードに割り当てて使っています。
こちらもSN30proと同じく星とスタートと任意のボタンでターボが可能ですが、どこも光らないので少しわかりにくいです。
M30おすすめのエミュレーター
メガドライブ、サターンはもちろんですがアーケードゲームにも良いですし、マニアックな所では3DOなんかも良いかもしれません。PCエンジンにはマジックエンジンの場合CボタンがZ軸となってしまい、何やら対策をしないと使えなかったのでPCエンジンにはやはりSN30proかデュアルショック4が良いと思います(Ootakeなら大丈夫です)
同じ理由でメガドライブエミュレーターでもGensではCが反応しませんでした。
ハード | エミュレーター |
---|---|
メガドライブ | Kega Fusion |
サターン | SFF |
SONY
94年12月3日(1.2.3)に彗星の如く出現した、SONYからの刺客プレイステーションによって任天堂天下の時代が揺らぎました。その後もPS1、2、3…と後継機が作られましたがコントローラーの形状に大きな差はありません。
プレイステーション
今更紹介するような物でもない、大抵の人が持ってるであろうデュアルショック4も今では価格が高騰してなかなか手の届かない価格になっているようです。
そんなデュアルショック4ですが、PCとの相性は実はあまり良くないです。只、Xinputに変えてしまうアプリDS4 Windowsを使用する事でとても優秀なPC用ゲームパッドに変わります。
しかしDS4 Windowsの導入はなかなかに面倒ですので、詳しく解説してくれている方の記事などをご覧ください。
もちろんエミュレーターを使用しない方には、STEAMだと普通にペアリングするだけでBluetooth接続できるのですが、エミュレーターの場合有線ではUSBを接続するだけで使えますが、無線ではXinputに変えないと使えない物が多かった(というか自分は全く使えなかった)のでこちらの導入をおすすめします。
それにパワーオフの設定、ライト設定、割り当てなど使える機能もたくさんあります。
自分はタッチパッドにTabキーを設定してPS1、2では倍速モードに使用しています。
PSのハードはもちろんの事、様々なエミュレーターにおすすめです。本来デュアルショック4、1つあれば十分なんですが笑
ハード | エミュレーター |
---|---|
PS1 | duckstation |
PS2 | PCSX2 |
PS3 | RPCS3 |
PSP | PPSSPP |
最後に
自分はコントローラーに関してはずっとアンチ無線派でした(最初に使った物がダメだった)今ではBluetoothの規格もレベルが上がっているのか、今使用している物で接続が切れた事はありません。
自分はむしろこのドングルの1つ前の物、Bluetooth4.0を使用していますが、それでも切れた事はありません。
シビアな音ゲーや格闘ゲーマーなら、遅延などを気にするかもしれませんが、自分がプレイしている分では全く気になりません。
最初デュアルショック4を有線で使っていたのですが、DS4Windowsを使用して以来、無線が楽しくてエミュレーターももっと雰囲気の出る物を使用しようと、気がつけばコントローラーでいっぱいになってしまいました。
ワイヤレスなら充電の煩わしさもありますが、自分のお気に入りマグネットUSBでかなり解消されています。
ちなみに今回紹介したコントローラーはデュアルショック4以外はtype-Cです(Wiiリモコンは単3電池2本)
皆様も実機に近いBluetoothコントローラーを使用して、快適にノスタルジーを感じてみてください。